2017年4月 引っ越し後1ヶ月経過
このマンション、なんか聞こえる・・・
大通りに面しているので、車の音が結構聞こえてうるさい。
が、それとは違う。なんだか、小さな音がする。
部屋の中で何かが響いている感じ。
キッチンやリビングの壁や床のあたりから、小さく「コンコンコン」とたまに聞こえる。(後になってわかった。階下からの嫌がらせはこの時すでに始まっていたのだ)
引越した直後から、ずっと気になっていたが、よその家の生活音だと思っていたので、逆にうちも響かないように注意しなければ!と気を付けていた。
足音やドアの開閉はもちろん、キッチンで料理する音すら気になり、食材を切るのも、まな板の音が響かないようにと、ゆっくり音が出ないようにする。
そうやって神経質になりながら生活をし、1ヶ月経った。
ばーさんがやってきた。
4月のある日のこと。
「ピンポーン」下の階のM夫妻だ。なんだろう?
ドアを開けると、ばーさんがいきなり入ってきて私に詰め寄りこう言った。
は?思わず耳を疑った。ばーさんは続ける。
え?何?
怖い怖い怖い怖い怖い(((((((( ;゚Д゚)))))))
それ、引越しの挨拶の時に話していた前の住人の話じゃん。ばーさんボケてる?
いやいやいや、ちょっと待て!おかしいから!!
もしかしたらぼけてるかもしれない。何か勘違いかもしれない。
お年寄りだからと思い、うんとやさしく言ってみた。
何度違うと言っても同じ話を繰り返す。やばいやつだこれ・・・
じーさんは後ろで黙って立っている。
こちらも同じ事を繰り返し言うしかないが、全く聞いていない。
そうやって何度も同じ話を繰り返した後、
と帰って行った。
繰り返し繰り返し・・・
その後、じーさんとばーさんは度々苦情を言いにくるようになる。
休日の朝早くに「ピンポーン」とインターホンが鳴る。
朝寝坊したいのに起こされると本当に迷惑だ。無視して出ないと、昼頃にまたやってくる。
ぼけてるか、何かの勘違いか・・・・
しつこい。迷惑。
同じことを言い続け、最後には
と帰って行く。
絶対、何かの勘違いだと思ったので、そのうち言ってこなくなるだろうと思っていたが、同じことの繰り返しである。
高齢だし、ボケてる可能性が高いと思った。
痴呆症と認知症について調べてみた
程度で呼び名が違うのかな?と思っていたら、同じ意味だった。
以前は「痴呆症」と呼ばれていたのが、2004年に「認知症」と名称変更されたそう。
「痴呆」というのは、愚かなという意味もあるので、あまりよろしくないというのもあるようだ。なるほど気をつけよう。(と思いつつ、ボケてるとか連呼してるが・・・)
認知症の初期症状に、「物忘れ」「幻視」「幻聴」「妄想」「うつ状態」とあった。
「幻聴」これかもしれない!
あーなんか嫌な予感しかしない・・・